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①チャンタブリ鉱山

2018年5月17日 木曜日、何年ぶりだろうか?

 

チャンタブリ県のサファイヤ鉱山へ行ってきました。

 

その前に、なぜ鉱山の場所をしっているのか?をお話しましょう。

 

タイへ移住する5~6年前のこと、ジュエラーとして一度はタイのサファイヤ鉱山へ行きべきだと、かねてから思っていて出張のついでに足を延ばして行ってみようとしたのです。

 

宝石ルースの買い付けで、年間7~8回いつも訪れていたバンコクは、行き慣れていたけど、チャンタブリへの行き方は知らなかったから、ネットでググって調べたら、バンコクからバスに揺られて約5時間程で行けるとありました。まあまあ近い・・・(笑)

 

事前の情報はゼロ、何のあてもなく、誰の紹介もアテンドもなく、先ずは宝石の町チャンタブリを訪れた!

 

街を歩いてる人に尋ねることにした。

 

尋ねるあてもアイデアも無い。

 

宝石を仕事としている人にうまく当たれば、鉱山の場所を知っているはずだ!又はその人が直接知らなくても誰かを結びつけてくれるだろうという甘い考えでいた。

 

いかにも宝石商に見える通りすがりの人の10人ぐらいに声をかけたが誰も知らない。

ひょっとして、宝石関係者ではなかったかもしれない、または面倒だから知らないと返事をしたのかも知れない。

 

この方法では多分無理だろと思いながら、親切そうな人に片っ端しから声をかけた。

 

僕:Phom yaak pai poi muan rei

  宝石鉱山へ行きたいですけど。

 

僕:khun ruu chak mai krap

  貴方は知っていますか?

 

相手:Mai ruu chak

   知りません

 

記憶によると合計30人ぐらいの町の人に尋ねただろうか。

誰も知っているとの答えは返ってこない。

 

諦めない!

 

落ち込んではいなかった。

必死になっていただけだ。

 

そこで、ふと閃いた♪

 

もっとは早く気付けばよかった。(笑)

 

 

 

尋ねた相手は、小さな店構えのルース販売店の女性だった。

 

僕:鉱山へ行きたのですが知っていますか?

 (このフレーズは、何十回も言っている)

 

女性:はっ?鉱山へ行きたいの?

 

僕:はい

 

女性:roo sakuruu

   ちょっと待って!

※誰かに電話している。

 

電話が終わり

 

女性:roo haa naathi

        5分待って。

 

10分後、バイクに乗った女性が店の前に来た。

 

ヘルメットを脱いだ女性が言った。

 

この人かい?鉱山へ行きたいって言っている人は?

 

女性:そうだよ!日本人だよ。

 

「捨てる神あれば、拾う神あり」

 

二人の女性が女神さまのように美しく輝いていた。

 

感謝

 

その後もバイクの女性とは、今でも繋がっています。

 

 

鉱山は、街から車で20分程の距離にあり、周りはバナナ畑やチャンタブリ名産である数種類の果物畑に覆われている。※採掘した跡地に果物を栽培している。

 

今回も、誰のアテンドもなくサファイヤ鉱山を尋ねました。

 

次回は、もう少し詳しくアップするつもりです。